最終更新日: 2023-02-26

トレーニングベンチは主に上半身の筋肉を鍛えるための機器です。普段使う筋肉はもちろんのこと、鍛えるのが難しい筋肉もピンポイントに狙って鍛えることが出来ます。今では国民的なスポーツとしてもメジャーになった筋トレですが、それだけにどう鍛えればいいか情報はあふれています。本来筋トレはシンプルな行為ですがトレーニングベンチは細分化され、どれを選べば良いのか、どの程度支払えば対価を獲得できるかの判断は難しく成りました。
座面と背面が一体となった ” シンプルなフラットベンチ ” と座面と背面が分かれた ” 多機能なインクラインベンチ ” の違が分かれば目的に合った製品を選べるようになります。そこでホームトレーニングを始めるにあたって「丁度いい」トレーニングベンチを選ぶポイントをご紹介していきます。
トレーニングベンチを使用する目的
筋肉トレーニングを効率的に行える便利な機器がトレーニングベンチです。更に狙った部位を集中的に鍛えたい、など目標達成の為に有効です。ベンチの種類
- フラットベンチ
” 平 ” を意味します。地面に対して並行に置く長椅子のような形状です。トレーニング種目には限りがありますが、安定感に優れることから高重量を扱うトレーニーにも根強い人気があります。シートを斜めに出来る製品ならデクラインベンチとしても使用できます。 - シットアップベンチ
” 起き上がる ” を意味します。横になっている状態から起き上がるアクションです。 - インクラインベンチ
” 傾斜 ” を意味します。インクラインは内側に傾斜させることで体の「V字型」を指しています。更に逆V字型も可能なベンチもあります。 - デクラインベンチ
” 下方への傾斜 ” を表します。腰より頭の位置が下になります。 - アジャスタブルベンチ
” 調整可能 ” を意味します。フラットベンチとインクラインベンチの機能を兼ねたベンチを指します。ダンベル等のエクササイズで幅広いトレーニングが可能です。 - フォールディングベンチ
” 折りたたみ ” を意味します。折りたためるベンチのことでホームトレーニング用ベンチの多くが当てはまります。折りたたんでしまえば空間の有効活用が可能なので人気があります。
トレーニングベンチの選び方
初心者から中上級者まで誰でもトレーニングベンチを使用しますが、両者の分岐点は「ベンチの強度」です。筋肉が発達すると扱うダンベルの重量も上がり、結果的に高い安定感が必要になります。フラットベンチとインクラインベンチの相違点
如何でしたか。良心的なしゃべり口調で一つずつ分かり易く説明してくれました。
装備品の特徴を見てみよう
ベンチの装備品でトレーニングバリエーションが変わります。それをご紹介します。フットレスト
足を掛ける丸いクッションのことです。足を掛けて体重をあずけ腹筋、背筋のトレーニングを行います。特に背筋トレーニングのバックエックステンションは有効です。フラットベンチに付属するケースま稀で、主にインクラインベンチに付属しています。

プリチャーカール
ダンベルカール等で利用します。四角いクッションに腕を乗せたダンベルカールはチーティングを防ぎます。これが付属するベンチを一点のみ紹介しています。
ハンドル/グリップ
シート頭頂部の上、又は横に付属しています。主にドランゴンフラッグで使用します。ハードなトレーニングでバランスが難しくベンチの安定性は必須です。
チューブ
ダンベルなしでも負荷を強く掛けられます。腰掛けて前に引く動作と立って上に引く動作が可能です。脚にチューブを留めるフックがあるので、弾力の強いチューブに付け替えることも可能です。
上記の装備品の何れかが魅力的であれば、それが付属しているトレーニングベンチが良いと思います。気に入ったトレーニングやトレーニングベンチの使用が筋トレの継続に繋がるからです。
ベンチを使う本当の意味
ベンチトレーニングは上半身の負荷や種目を増やして「たくましい体」を作りますが、逆に「しないこと」が効率的な筋トレに繋がることもあります。それらを合わせてご紹介します。- 負荷の増強
筋肉に強い負荷が掛かるようにベンチを利用します。たとえば腹筋トレーニングでベンチに傾斜をつけ頭部を下げれば効率は高まります。 - ピンポイントトレーニングが可能
胸筋上部、下部のなど狙い撃ちが可能です。たとえば背もたれに角度を付けて腰掛けダンベルフライを行えば、胸筋上部の負荷が高まります。 - チーティング防止
「不正行為」を意味します。たとえばダンベルカールでダンベルを持ち上げる際に反動を使えば楽にできます。障害物で腕がぶつかるとすれば、反動が利用できなくなります。つまり余分な動きをベンチが遮る効果を生みます。 - トレーニング除外部位の保護
腰痛があると直立でのダンベル運動は大きく腰に負担を掛けますが、横たわって行うと負担は軽減されます。
こんなトレーニングベンチが欲しい
運動不足を解消したい、夏までにどうにかしたい、合宿で友人に見せたい、彼女を驚かせたい、妻や夫に頑張っている自分を見て貰いたい、老化に負けたくない、などなど様々な目的があります。理由はどうあれ、これらは筋トレで「美しい体を手に入れたい」との ” ポジティブな気持ちの表れ ” です。それを叶えるベンチはやはりスタイリッシュでなければいけません。安全性重視、高負荷に対応、多彩なトレーニング可能、この3つのカテゴリーから製品をピックアップしました。魅力ある「このクラス最高レベルの製品をチョイス」そして初めての購入として ” コストパフォーマンスのよい¥10,000 前後 ” を目安にしました。
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初心者向け トレーニングベンチ 10選|買い替えも
10位|個性と安定感がすごい
インパクトの強い個性的なデザインです。トレーニングベンチは左右の脚を大きく作り安定性を高めます。しかし座ったトレーニングで足がベンチにあたり不安定になることも。特に高重量のダンベルを取り扱う際に危険です。その改善策としてベンチの片脚を小さくするデザインが登場しており、一本脚が究極のデザインといえます。
耐荷重を見ると400kgとクラス最高レベルの高重量をクリア。それを可能にする脚の構造を見ると ” 厚さ2mm、太さ4cm×8cmの極太の変形脚 ” 。インパクトも強いですがこれが高負荷な耐荷重を可能にしていると納得です。対照的にもう一方の脚幅はかなり広く ” 61.5cm ”とこのクラス最長です。
また日本人の体型を十分考慮した座面高はクラス最低レベルの ” 41cm ” と誰もが使いやすさを実感できるでしょう。
国内第3者機関にて耐荷重400kgに2.5倍の安全率1000kgの力を加えるSG基準の試験をクリア
シートは汗の浸透を防ぐ構造で汗臭を断ち切ることを実現しました。
フラットベンチはインクラインに比較して筋トレ種目は限られますが高重量に耐えられる構造で今も人気です。一本脚だけに強度の高い接地面が必要で畳等は推奨されていません。
サイズ | 長さ105cmX幅61.5cmX高さ41cm | カラー | ブラック |
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材質 | スチール鋼管 ABS/PP 樹脂 | 組み立て | お客様 |
耐荷重 | 400kg | 重量 | 11.7kg |
畳んだサイズ | – | customer reviews | ジムにあるベンチ同等です |
推奨の数値は身長175cmを想定
座面高:地面からの高さ(推奨42~47cm) | 41cm | 背面幅(推奨24~27cm) | 27cm |
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背もたれ(推奨77~82cm) | – |
9位|椅子として違和感なし
ごく普通のフラットベンチですがクラス最高レベルの安定性があります。高重量にも耐えうる特大の両脚は楕円形 ” 8cm ” とクラス最大級を実現。同様に接地面も大きな楕円形の脚を採用しています。6cmの厚みに改良したシート幅は27cmと日本人の体型を考慮し誰もが快適に使用できます。シンプルな構造で安定感を確保した真面目なトレーニングベンチです。
小型でサイズ感が丁度良い。
日本国内検査機関による耐荷重検査を実施済み。
安定性のあるフラットベンチの中で断トツの人気。小さく畳めない、機能が少ない、融通が利かない、でも欲しくなる魅力があります。その形状から椅子として普段使いが出来るのがポイントです。店舗の待合室、また家使いで来客用の椅子にしてもインテリアを損なうことはありません。
サイズ | 長さ112cm×幅37cm×高さ42cm シート幅:27cm | カラー | レッド、グレー |
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材質 | – | 組み立て | 完成品 |
耐荷重 | 300kg | 重量 | 9.5kg |
たたんだ厚み | 長さ110cm×幅37cm×厚さ20cm | customer reviews | リビング家具になりました。 |
推奨の数値は身長175cmを想定
座面高(推奨42~47cm) | 42cm | 背面幅(推奨24~27cm) | 27cm |
---|---|---|---|
背もたれ(推奨77~82cm) | – |
8位|チューブトレーニングも可能

無駄がなくバランス良く仕上がったベンチで多彩な種目をこなせます。日本人の体格を考慮したデザインで特筆すべきは他の製品にはないチューブが付属していることです。チューブを引くトレーニングは広背筋に作用します。頭部側の脚に付いておりその他のトレーニングの邪魔にならずに済むでしょう。
PROIRONは1997年以来フィットネス用品の生産と開発に専念しています。
10の角度調節可能。2年間品質保証。
製品紹介を動画でも行っており分かり易いと感じました。デザインもよく、初心者のホームベンチとしは購入の選択肢になると思います。
サイズ | 長さ138cm×幅39cm×高さ115cm | カラー | 黒+グレー |
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材質 | スチールパイプ、PVCレザー、スポンジ | 組み立て | お客様 |
耐荷重 | 200kg | 重量 | 15kg |
畳んだサイズ | 約82cmx39cmx37.3cm | customer reviews | 安価、安定感、可動域、に満足です。 |
推奨の数値は身長175cmを想定
座面高(推奨42~47cm) | 46.5cm | 背面幅(推奨24~27cm) | 31cm |
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背もたれ(推奨77~82cm) | 78cm |
7位|トレーニング種目最多
フラット、インクライン、デクラインだけだと物足りない、そんな欲求を満足させてれる機器です。今回紹介しているベンチで断トツ一位の筋トレバリエーションを誇ります。

特筆すべきは、座った状態でダンベルカールが可能です。腕を固定しチーティングを防げば上腕二頭筋に強く働きかけまられます。初心者にありがちなダンベルカールを体の反動で行うことを防ぎます。
四角いクッションは左右に2つ分かれており、ダンベルトレーニングを片手で簡単に行えるようにしています。通常右上が強くなるので左右の重量を変えて調節することも容易です。たとえば右利きのテニスプレーヤーは右腕のみが太くあるのを防ぎます。
他にバックエクステンション、ドラゴンフラッグ、シットアップ、サイドベント等を可能です。詳細は画像をご覧ください。
プリチャーカールで巣ダンベルを利用しての本格的なトレーニングができます。
プリチャーカールで効率的な腕のトレーニングが可能です。
トレーニングベンチ累計15万台以上の販売実績を持つ埼玉県の日本企業。かね対応の良いメーカーで不具合があっても安心です。評価が高い一方、折りたたんだサイズ、材質等の記載がないので製品の把握が完全に出来ないのが残念です。
サイズ | 長さ170cm×幅45cm×高さ60cm~100cm | カラー | black001 |
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材質 | – | 組み立て | お客様 |
耐荷重 | 150kg | 重量 | 約18kg |
たたんだ厚み | – | customer reviews | 安定性が高いとの評価が多い。 |
推奨の数値は身長175cmを想定
座面高(推奨42~47cm) | 54cm以上 | 背面幅(推奨24~27cm) | 29cm |
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背もたれ(推奨77~82cm) | 79cm |
6位|安定感+折り畳みを両立
ここでご紹介するのは ” 2020年6月の改良モデル ” で幾つかの真価が見られます。このベンチの醍醐味は高さ調節ができる点です。38.5cm~46.5cmまで5段階に調節可能 ” です。たとえば38.5cmで使用すれば子供でも地面に足が届き大人同様に充実したトレーニングが可能です。
このフラットベンチのフレームは金型で製作されおり ” 精密度はクラス最高レベル ” となります。たとえばジョイント部分は1㎜の誤差が歪みの原因になり想定した安定性を確保できません。金型は大企業でも採用されいる作業工程で手作業では成しえない機器としての完成度を上げています。
更に横揺れ防止、全面設置ワイド脚、クッション6cm、など進化しました。
iso 9001取得でフラットベンチは3年保証です。
フラットベンチながらデクラインにもなります。インクラインともありますが、そう呼べるかは疑問です。
フラットベンチは小型に畳めない、そんな常識を覆しました。シートを左右真っ二つに折り曲げる仕様で、フラットベンチとして最短のシート半分のサイズになります。
サイズ | 幅約37.5cm×長さ約118~121cm×高さ約38.5~46.5cm | カラー | レッド(黒地に赤ライン) |
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材質 | スチール、ウレタン、PVC | 組み立て | 完成品 |
耐荷重 | 300kg | 重量 | – |
たたんだ厚み | 幅約37.5cm×長さ約59cm×高さ約37cm | customer reviews | 安定感抜群、すぐに使えます。 |
推奨の数値は身長175cmを想定
座面高(推奨42~47cm) | 38.5~46.5cm | 背面幅(推奨24~27cm) | 26cm |
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背もたれ(推奨77~82cm) | – |
5位|腹筋、背筋トレが充実
フラットベンチとデクラインベンチの2wayトレーニングベンチです。基本的なダンベルトレーニングに加えて、腹筋、背筋トレーングが効率的に出来ます。フットレストが2か所あるのが特徴で様々な角度で腹筋、背筋が可能です。寝てよし、座ってよしとトレーニングの使用範囲を広げます。
マットを敷かなくても傷はつきません。
ドラゴンフラッグで使用しないケースを想定して「フットレストの支柱最上部」にある縦ハンドルの収納が可能です。
自重トレーニングとダンベルトレーニングを両立した製品です。2個のフットレストを上手に利用すれば数十通りのバリエーションが可能です。
サイズ | 幅約490mm×長さ約1,175mm×高さ約715?785mm | カラー | レッド、グレー |
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材質 | スチール、ウレタン、PVC | 組み立て | お客様 |
耐荷重 | 300kg | 重量 | 約12kg |
畳んだサイズ | 幅49.5cm×長さ130cm×厚さ23cm | customer reviews | 腹筋背筋を鍛えられます |
推奨の数値は身長175cmを想定
座面高(推奨42~47cm) | 45.5cm | 背面幅(推奨24~27cm) | 27cm |
---|---|---|---|
背もたれ(推奨77~82cm) | – |
4位|人気が評価する逸品


日本人の体型を考慮したユニバーサルマルチベンチといえます。背もたれ幅は25~29cmで上部ほど細くなり、ダンベルフライで肩回の邪魔にならないよう配慮しています。 ” 背面の長さは81cm ” でホームベンチとして十分です。座面高が42cmと女性や小柄な男性でも十分両足で踏ん張れます。脚幅は42cmと長く横揺れ低減させます。相対的に数字データから見たスペックは優れています。
調節のピンの変更時に自然にガチャとはまるのでは無く自分で合わせる必要があります。
座りが悪い場合、脚部のキャップを回転しバランスを調節できます。
折りたたむと幅24cmと最薄レベルで細いスペースに収まります。デクラインがいい感じに出来ます。一つ星レビューは意地悪レビューとのことです。
サイズ | 長さ193cm×幅43cm×高さ42cm | カラー | ブラック |
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材質 | スチールチューブ製 | 組み立て | 完成品 |
耐荷重 | 400kg | 重量 | 13.7kg |
たたんだ厚み | 約87cmx43cmx24cm | customer reviews | 免疫を高めてウイルスに負けない体を作りたい |
推奨の数値は身長175cmを想定
座面高(推奨42~47cm) | 42cm | 背面幅(推奨24~27cm) | 25cm~29cm |
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背もたれ(推奨77~82cm) | 81cm |
3位|マシンとしてカッコいい
リニューアル後大幅にグレードがアップしました。
- 角度調節
21段階→40段階に変更 - 移動が楽
移動用キャスターを装着 - 脚のサイズを調節
4cm→8cmに変更 - 角度調節機能
ワンタッチで出来るノブを採用 - 組み立て精度向上
組み立てパーツの隙間を低減
角度調節用の四角いパイプがスタイリッシュなマシンとして人気です。
品質マネジメントシステムの国際規格である「ISO9001」(JIS Q9001)に基づく審査、認証は、品質保証を通じて「顧客満足度」の向上、「品質保証」の向上などを目指す事業者
リニューアルは一度ではなく、数年に1度行われ品質の向上が行われる社風です。男っぽい風貌にプラスした機能向上でファンを魅了しています。
シート幅が24cmとクラス最も狭く、ダンベルフライの肩、腕の干渉を無くしています。
サイズ | 長さ128cm×幅48cm×高さ46~109cm | カラー | レッド、グレー |
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材質 | スチール、ウレタン、PVC、他 | 組み立て | お客様 |
耐荷重 | 約300kg | 重量 | 約21.5kg |
たたんだ厚み | – | customer reviews | 身長186cm大柄でも安定かつ快適に使用しております。 |
推奨の数値は身長175cmを想定
座面高(推奨42~47cm) | 46cm | 背面幅(推奨24~27cm) | 24cm |
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背もたれ(推奨77~82cm) | 72cm |
2位|多機能&スタイリッシュ
トレーニングベンチの四天王といえる ”フラット・インクライン・デクライン・フォールディング ” 全ての機能があります。その可動域は十分広くマルチポジションベンチと言うに相応しいでしょう。これなら初心者からベテランまで様々な筋トレバリエーションがを体幹できます。
シートを支えるパイプはハンマートーン加工が施されており ” リッチなテイスト+傷が付きにくい ” 仕上がりです。シートの足元に ” フットレストが付属しており、シットアップ、バックエックステンション、ダンベルクランチ ” も自由自在です。
背もたれや椅子の調節もピン式ではなくワンタッチ式です。ワンタッチ式とは「ノブを引き、動かし、ピンを戻す」方式で暗闇でも素早く確実にシートの角度調節が出来ます。これが1万円クラスのベンチで実現しているのは素晴らしいことです。
背もたれは29cmとやや広めなので体格によりダンベルフライに肩甲骨周りにあたる可能性はあります。背もたれの長さは ” 78cm ” でホームベンチとしては標準サイズです。座面高が47.5cmでホームベンチとしては多少高く小柄だと座面に腰掛けて足の踏ん張りがきかない可能性があります。
身長が175cm程度あれば座面に座ってちょうど両足が付く感じです。165cm程度なら他の製品を探すのもありです。
フットレストの高さ、角度の変更が可能。背面上部にハンドルの取り付け可能でドラゴンフラッグが安全に行えます。
見た目にリッチ感を醸し出しているのがハンマー仕上げです。先のとがった金づちでまんべんなく叩いたような仕上げが重厚な質感を生むだけけではなく、傷の付きにくいボディーを実現しています。高価なプロ用写真三脚のフランス製GITZO(ジッツオ)も同じような仕上げがあります。
サイズ | W36c×D150cm×H122cm | カラー | グレー |
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材質 | スチール | 組み立て | お客様 |
耐荷重 | 500kg | 重量 | 14.7kg |
たたんだ厚み | – | customer reviews | 丈夫でたたむとかなり小さい |
推奨の数値は身長175cmを想定
座面高(推奨42~47cm) | 47.5cm | 背面幅(推奨24~27cm) | 29cm |
---|---|---|---|
背もたれ(推奨77~82cm) | 78cm |
1位|実力あるトレーニングベンチ
トレーニングベンチの3つの基本機能である、フラット、インクライン、デクライン をクリアした利便性の高い製品です。実際に使ってみるとフラット、インクラインの比重が高く、デクラインとしは弱めでバックエクステンションのようにフットレストに足を掛けたいケースでは使えません。しかしデクライン機能を犠牲にしたことで ” ベンチとしてのクオリティーは上がり ” ました。
ホームトレーニング用ベンチの多くはトレーニング種目を増やしフラット、インクライン、デクラインを可能にします。そのため全長が長くなります。それはフットレストを取り付ける為ですが、長くなるほど横揺れに弱くなります。これを是正するには2本の脚の強度を増すしかありません。
BARWING(バーウィング) 3WAY オリジナルベンチはフットレストを付けす、両脚を極太角パイプとし「どっしりとした強さ」を見せつけています。この7cmの極太角パイプを接地面の大きいフラット角パイプで支えて構揺れ、縦揺れを低減させます。
横揺れを低減させる魅力は何といっても安定性の確保です。なぜなら高重量を扱うことを可能にします。たとえばインクラインにして(シートを斜めにして)ダンベルフライを高重量で高レップで追い込むこと、パワーの限界が近くなり、反動で起き上がることがあります。そんな時に安定感が不可欠になります。また ” 全長約113cm ” とコンパクトで場所を取りません。
全長を短く作るには背もたれの長さを調節するしかありません。そこでインクラインベンチとして短めの73cmにしています。身長180cm以上だと不便に感じる可能性はありまが、 ” 短めの背もたれは「インクラインリアレイズ」を行う際は都合は良く ” なります。なぜなら顔がベンチにあたらないポジションを作れるからです。
高重量のダンベル扱う際に地面を両足でしっかりホールドしたい、そんな思いを叶えてくれる後部脚幅26cmの短さです。対して安定性を図る為に前部の脚幅を ” 約1.8倍の約47cm ” にしたのは圧巻です。2本の脚幅を変えることは現実的にトレーニングをする上で歓迎されます。
また座面は高さ42cmと低めに作られており、身長を選ばず両足が地面に届きやすく、人にやさしい ” ユニバーサルデザイン ” です。
その他、パイプはハンマートーン、椅子の調節ピンはリッチなノブ式です。
ドランゴンフラッグが不安なくできました。
折りたたむと高さは1m超はあるものの厚みは23cmをとクラス最薄を実現。ソファーの下、棚の隙間、玄関の隅等簡単に仕舞うことが出来ます。更に移動用ローラーが付いており移動が簡単です。you tenの製品の多くは移動に便利なローラーが付いています。
構造的に塾考されたデザインです。ユーザービリティーの為に改良を積み重ねた結果完成したベンチです。
6か月使用した追記
- グリップの着脱
上部のグリップはドラゴンフラッグをする際に役に立ちますが必要なければ(グリップを付けずに)普段使いの椅子としても行けます。 - シートの長さ
インクラインにしてダンベルプレスやアームカールを行う際、数字的にはあと2,3cmのシートの高さ(長さ)が欲しいところですが、熟練者が行うように力を入れる際に背中を反れば頭が空中に浮くこともなく十分な長さと感じます。むしろベンチサイズが大きく邪魔になるのを防いでいます。 - フットレストの有無
自分の足をベンチの足に掛けられる
購入前はフットレストがなく腹筋が出来るか不安でしたが写真のように出来るのが分かりました。 - 移動用ローラー
移動用のローラーが便利です。筋トレで力を使い切っても大丈夫です。 - メンテナンス
気を付けたいのが、ナットのゆるみです。インクラインにしてシートを左右に動かしてがたつくようなら締め直しましょう
サイズ | 幅113cm×奥行47cm×高さ114cm シート厚み8cm(フレーム込み) | カラー | ブラック |
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材質 | スチール | 組み立て | お客様 |
耐荷重 | 300kg | 重量 | 16.12kg |
たたんだ厚み | 23cm | customer reviews | 頑丈で高級感さえ感じます。 |
推奨の数値は身長175cmを想定
座面高(推奨42~47cm) | 42cm | 背面幅(推奨24~27cm) | 26.5cm |
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背もたれ(推奨77~82cm) | 73cm(身長175cmでやや頭が出ます) |
まとめ
如何でしたか、ここで総括してみます。購入前の最終チェックポイント
- 日本人の体格を考慮している製品
身長170cmをサンプルとして、座面高42cm前後、背もたれの長さ78cm前後、背幅26cm前後が目安です。足が届かない、インクラインで頭部の支えがない等を注意しましょう。但し背もたれが長いと全長も長くなり空間の占有率が上がります。 - トレーニングに合わせる
自身のトレーニング種目に合わせることが原則です。” 多種目の筋トレを目的に製作された製品 ” と ” 安定感を一義に考えた製品 ” ではコンセプトが異なります。
ベンチの強度と安全性は両サイドの2本の脚が関係し、太く厚く、大きな着地面、重心が低い、ほど安定します。体重、ダンベルを含めて高重量が掛かるケースでは安定感のあるトレーニングベンチが必須になります。 - 片付けスペース
購入後に現実化するのはベンチを仕舞うスペースの確保です。購入前は機能面を注視しますが片付け場所は忘れがちです。手元に届くと思った以上に大きく感じるのでしっかりと片づけスペースを確保してから購入しましょう。 - 購入してみると
充実します。トレーニング種目が増えるので、それに合った重量のダンベルが欲しくなります。今後の体の進化が楽しみになります。
メーカー別ランキングを見ると「You ten」(BARWING含む)が5機ランクインしており「迷ったらYou tenにしろ」との印象が強く残っています。ベンチ販売に力を入れておりユーザーの意見を聞き取り、修正を行い、最新モデルに反映する姿勢は好感が持てます。iso 9001の取得は信頼の証です。
筆者はBARWING(バーウィング) 4WAYマルチベンチとBARWING(バーウィング) 3WAY オリジナルベンチのどちらにするかを迷った挙句、後者を購入。理由は安定性と椅子として普段使いしたいと考えたからです。結果、ルックス、安定感、使い勝手と優れており、フットレストがなくても十分満足しています。合わせて12.5kgのダンベルと購入しました。
最後に、ベンチ全般にいえますが使用していくうちにボルトが緩むので締め直しをお勧めします。
【上越YG】山澤 礼明さんによる解説ビデオ、筋トレユーザーを意識したビデオの企画、構成は圧巻です。