フローリングのリメイクとおすすめ工具

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エイジング パインフローリング

エイジング加工とその魅力

エイジング加工とは ” 使い込んで自然に古くなったように見せる技術 ” で主に建築物に施されます。

エイジングは非現実を演出する楽しい技術です。たとえば東京ディスにーランドの建築物はエイジングのオンパレードです。各々のテーマを持った「館(やかた)」はその時代のイメージに演出されます。

ブロック
壁に施したエイジング|古いブロックを積んだように見える


その面白さを一般の家や店舗に施せば個性を高められます。東京原宿の裏通りに面した店舗では8割程度がどこかしらエイジングをしています。エントランス付近など目立つ場所に施工することが多く、それらはブランドイメージに直結します。

フローリングを古木にみせるテクニック

本当の廃材
リアルな廃材は古すぎ?

新品無垢のパインフローリングを自然の中に放置されて傷んだ木材のように技術的に再現します。

初めに浮造りで木目を強調し立体感をだし、次に茶色のオイル塗装を行います。そしてフローリングの表面を電動サンダーでサンディングしながらダメージを調節します。最後に仕上げとしてホワイトオイルを塗装します。

  1. 新品無垢フローリングを敷き詰める
    節の目立つ木材にすることでエイジング感覚を際立たせます。

    節の多いフローリングが特徴
    節の多いフローリングが理想的

  2. フローリングの表面にダメージを作る

    マキタホイールサンダ9740で浮造りする

    「浮造り」(うづくり)とは木の年輪の硬度の違いを利用し「表面を立体的に見せる技法」です。木目の方向に ” マキタホイールサンダ9740 ” を掛け柔らかい春目のみをそぎ落し、その結果残された硬い冬目が強調されます。

    杉の浮造り
    木目際立つ杉の浮造り(イメージ)

  3. 濃い茶色のオイル塗装をする
    ベースの茶色を塗装します。後で色むらを作りますので均一に塗装する必要はありません。ムラを「ヘタウマ」します。

    エボニー(濃い茶色)カラー1度塗り
    エボニー(濃い茶色)カラー1度塗り

  4. 電動サンダーで表面を削る
    茶色いフローリングを ” TACKLIFE 電動サンダー ” でサンディングしてムラを作ります。木目の美しさを残しながら濃淡のある表面を創ります。

    サンディング
    サンダーのメモリを3~6で使用。3だと回転は弱いが、静かでムラになりにくい。

  5. 仕上げのオイル塗装
    色を見ながら塗装します。今回はホワイトオイルの2度塗りにしました。ツヤを無くし、枯れたアンティーク風に仕上げます。
    仕上げ
    仕上がり

使用した工具

マキタホイールサンダ9740

マキタホイールサンダ9740
マキタホイールサンダ9740+ワイヤブラシで強力な浮造りを実現

ナイロンブラシorワイアーブラシ
浮造りをするにあたって、メーカーにどちらのブラシが適しているかを尋ねたところ「ナイロンブラシが一般的だがワイヤーブラシも使用できる」とのこと。選択の基準は木材の硬さのようです。ナイロンブラシは硬いパインフローリングには歯が立たずワイヤブラシを別途購入しました。



TACKLIFE 電動サンダーの使用感(動画付)

もう手磨きのサンドペーパーには戻れない
丸形の電動サンダーは平面から立体面までそつなくサンディングできます。





  • 丸形サンダーの利点
    丸型にしたのはフローリングだけではなく、椅子やテーブルの球面部である、座面、足、背面、やその他の家具にも使用する予定からです。
  • パワー
    パワー調節が出来るのは大きなメリットです。工業用ほどのパワーはないと思いますが初心者~中級者なら十分使えます。
  • サイズが良い
    男性の片手で無理なく使える機動性が抜群。
  • 集塵効果
    付属の集塵ボックスは7、8割の効果にとどまります。しかし一般の集塵機が簡単に利用できますし、D.Hセレクトでは古い掃除機を集塵機として使用しています。9割以上の効果があります。
  • 電源コード
    6畳~8畳程度なら延長コードなしで行けます。
  • 総評
    購入して良かったと思います。
    大物から小物まで対応できる、パワーの強弱設定、耐久性、集塵効果、等々のバランスが優れています。


丸形を使用、角形もある

四隅までサンディングするなら角形がおすすめ。



フローリングのオイル塗装

ワトコオイル1L×1本|1度塗り
10坪に対して1Lが適量です。塗装の終盤にはオイルの残量を見ながら調節します。今回エボニーに近い色で塗装しましたがワトコではないメーカー品を使用しました。しかし良くなかったのでこちらのワトコをおすすめします。

ワトコオイル1L×2本|2度塗り
ワトコオイルの魅力は木材の香りを残しながら自然に塗装できる点です。更に(オスモより)コストパフォーマンスに優れています。

塗って15分ほど放置するとフローリングにオイルがしみ込んだ様子が分かります。それを確認してからウエスでふき取ります。1度塗りで良いですが、白オイルの深みを表現するのなら2度塗りが良いと思います。3度塗りすると木目が薄すくなり過ぎるので避けました。



コテ刷毛

アサヒペンの180mmは絶品
フローリングなどの平面はこて刷毛がオススメ!
通常の刷毛とは比較にならない速さで塗装が終了します。10坪なら「塗り、ふき取り」で一人で3時間あれば可能です(待ち時間は除く)。
アサヒペンは持ち手の角度調節が可能で塗装しやすく、ムラになりにくい、早く塗れる、しかもスペア刷毛が安く買い替えに戸惑いがなくなります。良心的な価格で ” セット買い ” をおすすめします。


仕上げ写真|まとめ

仕上げ
仕上がり全景

浮造りで浮き上がった木目をサンディングする際に ” 古木のように不揃いに ” 仕上げます。一連の作業時間は膨大ですがコツコツと様子を見ながら行いインテリアに合わせることが秘訣です。

アップ
新品⇒古木へ|エイジング加工

” 新品のパインフローリング ” には全く見えなくなりました。

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